設立から10年以上の実績があるNPO法人です。
障害者の親たちが中心メンバーで、自分たちで後見業務を行っていらっしゃいます。
すでに20件以上の後見実績があり、一部は親族との複数後見ですが、
法人の単独後見がほとんどとのこと。
最初は複数後見から始めて、
その後たとえばひとり親になった時などに単独後見への移行することが多く、
お互いに何かあったら法人の単独後見になるよ、という合意書を作っているそう。
後見業務を行っているのは20人くらいで、一人の被後見者に二人担当者をつけています。
最初はどう初めていいのかまったくわからず、
まず家庭裁判所に行って、どうやったらいいか聞きに行きました。
ド素人が始めるというのでびっくりされたそうですが、
対応がとても親切だったそうです。
相談に行ったとき、
一人の調査官がこちらの気持ちをわかってくれるいい方がいて、
お手紙を書いたりしたそうですが、
その方が家庭裁判所を定年になったとき、顧問になってもらい、
書類の出し方などアドバイスしてもらうようになったとのこと。
たとえば、なるべく簡潔に書くことなど。
親はつい思い入れを書いちゃいますのでね。