法人の活動を始めるにあたり、
後見報酬はいらないと思っていたところ、
家裁からボランティアや無料は信用できないと言われたそうです。
確かに、後見業務は途中でやめるわけにはいかないので、
長く続けていくために法人の経営を安定させなければいけません。
そのためには報酬は必須ですよね。
何かあった時のために保険にも加入したそうです。
また、後見業務を行う方への実習には力を入れています。
東大で実施していた養成講座を修了した方が入ってきて、法人としての組織もしっかりし、システムがしっかりしてきたとのこと。
規程などのフォーマット、マニュアルもでき、
事務所をかまえて、その家賃も後見報酬でなんとかまかなえるようになったそうです。
順調に活動されているように見えますが、とは言えさまざまな課題もあります。
まず、メンバーの賃金が安い。専任で人を置けないため、事務所も月木だけしかオープンしていません。