こちらも成年後見湘南と同様、障害者の親たちが中心となって設立されたNPO法人です。
まずは成年後見について親たちの勉強会から始まり、
やはり法人後見が必要という考えに至って、
後見業務を行う法人設立に至ったとのこと。
現在は船橋市から委託を受けて、障害者成年後見支援センターの事業も行っています。
障害者に限った成年後見支援センターは全国でも珍しいですね。
高齢者は地域包括支援センターがあるから後見支援はいらないという市の方針だそうです。
法人としての受任実績は50件強あるとのこと。
すでに後見実績のある専門職がメンバーにいたので、意外と受任が早かったそうです。
保佐、補助が多いのがこちらの特徴。
代理決定ではなく、障害者本人の気持ちをできるだけ引き出して、
それを優先させようという、意思決定支援に力を入れているからだそうです。
後見の実務は、法人後見内の複数の担当者、先輩と後輩の組み合わせで行うことが多い。
OJTですね。
チーム支援、すなわち成年後見担当者だけで支援するのではなく、
周囲の援助者とも一緒になって支援しましょうという活動を行っています。