住んでいる地域によって異なる各種手当

障害年金以外にも、障害者の生活を支える手当がいくつかあります。国の手当として全国共通のものと、住んでいる地域によって実施している内容が異なる手当とがあります。

国の手当は、20歳未満の障害児の父母または養育者が対象の特別児童扶養手当、20歳未満の障害児本人が対象の障害児福祉手当、20歳以上の障害者対象の特別障害者手当など。これらは障害要件と所得による支給制限があります。

地域によって異なる手当については、ぜひ積極的にお住まいの役所等で情報を入手してください。たとえば東京都の場合、障害児の扶養者対象の児童育成手当、重度の障害がある人対象の重度心身障害者手当、20歳以上の障害者対象の心身障害者福祉手当などがあります。たとえば心身障害者福祉手当は、愛の手帳を持っていれば受け取ることかができます。ただし1~3度と4度は額が違ったり、区によって額が違ったりしますので、やはり行政から情報を取ることは大切ですね。