役所の窓口で受け取り拒否にあった

障害年金の申請のために役所に行ったところ、申請自体は受理されたのですが、子どもの病歴についてまとめた資料を添付したところ「こんなものは判断に関係ない」と言われて受け取り拒否されました。そのようなことは許されるのですか。

A・役所に拒否する権限はありません。

ここ数年、ガイドライン運用以前から、障害の状態が変わっていないのに支給停止になった、窓口でなかなか申請書を受け付けてもらえない、といった話をよく耳にするようになっています。

たとえば年金の申請時に提出する書類で一番大切なのは医師による診断書ですが、その次に大切なものに病歴・就労等申立書があります。これは診断書では十分伝えられない、家族でしか知りえないような本人の状態を記入するもので、定型の書式では書ききれない場合、自分で作成したものを添付することもできます。

この書類について、役所の窓口で別紙添付を拒否されたとのことですが、役所はあくまで書類を受け取るのが業務で、そんな権限はありません。残念ながら一部で実際にこういったことが行われているのが現状のようです。

そういった場合は、はっきり「いや、これも審査に大切な資料なので受け取ってください」と言うか、責任者に話したいと伝えてください。申請をできるだけ押し戻そうと、窓口の担当者が深く考えずに対応している可能性もあります。拒否する権限はないので、しっかりと提出したいという希望を伝えれば、必ず受理されるものです。