このたび、全体の構成・内容について私が監修を担当し、一般社団法人相続手続支援センター札幌・日本橋が制作しました「親心の記録~支援者の方々へ」が完成いたしました。
この「親心の記録」は、障害のある子をもつ親たちが、自分がいなくなったあと子どもを支援してくれる方々に子どものことを知ってもらい、「親なきあと」の人生を安心して過ごせるようにと作成したものです。
副題にもあるように、このノートは支援者の方々が活用しやすいように構成されています。最初のページでは本人の基本情報と、突発的なトラブルが起きたときにまず相談できる人の連絡先を入れました。次にはリスクの高い医療情報といったように、優先的に必要となる情報から順番に置いてあります。
また、記入する親の立場も考えて、過去の資料がある場合はそのコピーを貼り付けられるようなページも作りました。ノート作成のためにわざわざ資料を見ながら書き込まなくてもいいようにしてあります。
これは、子どものこれからの人生を支えてくれる、言わば「ライフスタイルカルテ」です。この「親心の記録」を書いておくことにより、親自身の安心感にもつながり、子どものために何をしてあげようかと、さらに前向きなことを考えられるようになると思います。
この「親心の記録~支援者の方々へ」は無料で配布されるものですが、個人での申し込みには対応しておりません。ご希望される方は、団体単位で下記までお問い合わせ、お申し込みください。
〒103-0027 東京都中央区日本橋3丁目
4-14 八重洲N3ビル8階
(一社) 日本相続知財センター
フリーダイヤル:0120-750-279
※できればこちらのHPからお申し込みください
※50部以上でお願いします。