先日、世田谷区のとある特別支援学校で、親なきあとの講演会を実施してきました。
小学部、中学部の親御さんが対象なので、親なきあとと言ってもまだ先でピンと来ないのではと思ったのですが、60人を超える方が出席され、先生によると今までの講演会の中でも一番参加者が多いとのこと。
自分の子どもがこのくらいの年齢のときは、まだまだそこまで考えが及ばず、とりあえず高校はどこにしよう、せいぜい、そのあとの日中活動の場はどうなるんだろう、というところで思考が止まっていましたが、今の親御さんたちの意識の高さに驚きました。
講演会のあとの質疑応答でも、いくつか鋭い質問が出て、なるほどそういうところを心配しているんだ、とこちらにも新たな気づきがありました。
ありがたいことに講演会の依頼を多数いただいていて、2月、3月とすでに日程が決まっている会もあります。講演会は、こちらからのアウトプットの場ですが、参加者や施設の方からいろいろな情報をいただけるインプットの場でもあり、私自身のブラッシュアップができる貴重な機会です。今後ともいただいたお話しは積極的にお受けしていきたいと思っています。