なぜかご縁がある岩手県で今年2回目の講演会。前回は一関市でしたが、今回は東北新幹線でもう一つ盛岡寄りの水沢江刺駅、平成の大合併で奥州市となったところです。
就労継続B型を中心に運営している社会福祉法人と、その親の会、育成会3者合同の主宰だったのですが、この社福の施設は社会福祉協議会と同じ建物にあって、大きなホールや喫茶なども併設。これだと地域の人とも自然と交流ができますね。なんかいい形だなと思いました。
そのホールで講演させてもらいました。200人超と、大変多くの方に来ていただき、障害当事者本人もかなりの数参加されていました。
毎回そうなのですが、質疑応答は成年後見がらみのことが多いです。関心が非常に高い、けどわかりずらいということですね。後見報酬の質問があったのですが、確かにお金のことは何となく避けて紹介されることが多いです。私の本では目安の金額は書いてます。
はっきり言って今の制度だと知的や精神の若い障害者には使い勝手が悪いので、目の前に相続発生とかがなければ、もう少し様子をみたいところ。でも、いろいろな理由で必要な方もいらっしゃるので、もうちょっと高齢者以外も使いやすい制度、たとえば親が後見人になったあとの引き継ぎをフォローするとか、後見事業を行う法人をバックアップするとか、考えてほしいなと思います。